8月20日(日) 10時―12時30分
演劇を通じて人・社会・世界を拓く
イギリスドラマセラピスト、演劇ファシリテーターによる実践事例
場所:東京国立博物館平成館小講堂 ※日英通訳付き
登壇者:ブリン・ジョーンズ(ドラマセラピスト)、ジェン・カミリン(演劇ファシリテーター)、朝倉景樹(シューレ大学)
参加費:4000円
定員:40名
主催:NPO法人子ども教育立国プラットフォーム
協力:NPO法人パコモ
企画概要
演劇教育というと日本ではまだ馴染みがないように思うが、シェイクスピアの生まれた国イギリスでは、
公的な教育機関で演劇を通しての教育がなされ、社会問題解決にも演劇の専門家がコミットしている。
演劇は、ことば、からだ、こころを通じてのコミュニケーションをもたらし、子どもだけではなく、
子どもを支える大人の学びにも生かされる有効な「対話」を促すツールとなる。
イギリスでの実践事例と現状から、演劇教育がもたらす可能性と、日本でのありかたについて模索する。
登壇者プロフィール
ブリン・ジョーンズ(ドラマセラピスト)
英国ドラマセラピスト協会所属ドラマセラピスト。 ロンドンを中心に演劇の手法を用いて心と身体、
動きの相互作用に働きかける心理療法「ドラマ・ ムーヴメント」セラピストとして活動。
小学校において子どもや保護者、教員たちとともに セラピーやカウンセリングプロジェクトを行っている。
ジェン・カミリン(演劇ファシリテーター)
演劇ファシリテーター、演出家、演劇トレーナー。 演劇を用いて、主に精神疾患の患者を対象として、
社会的つながりや自己表現を可能にするための 支援、介助を行っている。
近年は不登校児やニートと呼ばれる若者たちの 支援も行っている。
朝倉景樹(シューレ大学)
1965年京都府京都市生まれ。教育社会学者。国際基督教大学卒業。その後英国に留学して社会学を学ぶ。不登校、フリースクールについてのエスノグラフィーによる研究を行う。現在は、東京シューレが運営するシューレ大学におり、国内外の不登校、フリースクール、オルタナティブ教育の研究をしている。著作に『登校拒否のエスノグラフィー』(1995年、彩流社)他。
8月20日(日) 14時30分―16時00分
夏休み特別おやこワークショップ
好奇心、共感、クリエイティビティを拓く
‐イギリス演劇ワークショップを通じて新たな自分を発見する‐
場所:東京国立博物館平成館小講堂 ※日英通訳付き
登壇者:ブリン・ジョーンズ(ドラマセラピスト)、ジェン・カミリン(演劇ファシリテーター)
参加費:3000円(親子参加)
定員:15組
主催:NPO法人子ども教育立国プラットフォーム
協力:NPO法人パコモ
企画概要
イギリスでは公教育にも取り入れられ、自分を拓く手法として広く活用されている演劇ワークショップ。
今回は、今夏来日するドラマセラピスト、演劇ファシリテーターによる夏休み特別おやこワークショップを開催いたします。
クリエイティブドラマプレイテクニックという手法を用いて、ストーリを聞き、
子どもが自分で見て感じたものを振り返り、身体、絵画で表現します。
日本ではまだ聞きなれないこのワークショップを、親子で体験していただく貴重な機会です。